专利摘要:

公开号:WO1982000108A1
申请号:PCT/JP1981/000150
申请日:1981-06-30
公开日:1982-01-21
发明作者:Steel Co Ltd Kawasaki
申请人:Sakurada K;Kanno T;Funyu Y;Masuda T;Togashi F;
IPC主号:B21B37-00
专利说明:
[0001] 明 細 リ 一 リ ン グ ミ ルの 圧下制御方法およ び制御装置 技術分野 ·
[0002] こ の発明は、 リ — リ ン グ ミ ル の 自 動圧下制御方法およ びこ の方法を実施するため の 自動圧下制御装置、 具体的 にはマ ンネ スマ ンプラ グ ミ ル製管法によ リ継目無鋼管を 製造するに際して圧延工程における リ ー リ ング ミ ルでの圧延口 ールの自動圧下制御方法およ び 自動圧下制御装置に関する。
[0003] 背景技術
[0004] . リ ー リ ン グ ミ ル ( リ ー ラ ) は、 継目無鋼管の製造工程 にお いて プ ラ グ ミ ル と サ イ ジ ン グ ミ ルの 中間に位置し、 ピ ア サ 、 ェ ロ ン ゲ — タ 、 プ ラ グ ミ ル ま で の各圧延機で発 生して リ 一 リ ン グ ミ ル に到達する までに矯正されずに残 つて いる素管偏肉を矯正する こ と 、 プ ラ グ ミ ル で発生す るプ ラ グす り 疵を除去する こ と、 およ び後工程の サ イ ジ ング ミ ルに対して適正な拡管量を確保する こ と な どを 目 的と し、 素管肉厚を減肉せしめる こ と に よ って磨管を行 な う。 こ こ で肉厚圧下即ち減肉分の大半が外径拡管代に 変化する のカ リ 一 リ ン グ ミ ル の特徴であ るため、 磨管の ための減肉量がばらつ く と 、 その影響で素管長手方向に リ ー ラ圧延 ( リ — リ ン グ ミ ル圧延 ) 後外径が変化する こ . と にな り 、 以下の よ う な不都合が生 じる。 即ち、 圧延時 減肉量が小さ い と リ 一 ラ圧延時の外径拡管率が小さ く し
[0005] OMPI たがって外径が小さ く 圧延され、 減肉量が大きいと外径 拡管率が大き く 外径が大き く 圧延される。 また リ ー ラ圧 延後外径が所定値よ り 小さ い と 、 後続のサイ ジ ング ミ ル にて未圧延部分が発生して製品外径に著しい悪影響を与 え、 逆に リ ー ラ圧延後外径が所定値よ り大きす ぎる と 、 サ イ ジ ング ミ ル にて圧延中〖二 ロ ー ルエッ ジ疵'な どの疵カ 発生して これも製品品質を著し く 悪化せしめる。 こ のよ う に リ ― リ ン グ ミ ルによ る圧延工程は最終製品の寸法精 度ひいては製品の歩留 り に大き い影響を及ぼすので、 リ — リ ン グ ミ ルの工程で素管外径を 目標通り に圧延する こ とが必要であ る。
[0006] リ ー リ ン グ ミ ル に対する従来の制御方法と し て は 、 (ィ) 日本特開昭 5 3 - 3 7 5 6 8 号のよ う に、 出側の管外径 を一定にする こ と を 目的と して 、 各ロ ッ ト を通 じ、 また 各圧延素管の全長を通 じて常に圧延電力が一定になる よ う に制御する方法、 (口) 日本特開昭 5 3 - 8 6 6 6 3 号の よ う に、 出側の管肉厚を一定にする こ と を 目的と して、 入側素管に関する素管断面積情報及び温度情報に基いて 各ロ ッ ト 及び各素管の全長を通 じて、 出側の素管断面積 が一定と なる よ う に圧延電力値のパタ ー ンを素管毎に設 定し、 こ のパタ ー ン に従って圧延電力を変化せしめる よ う に制御する方法、 な どが提案されて いる。 こ れ ら の従 来方法の う ち、 前者の制御方法は、 圧延素管 1 本毎の温 度変化、 圧延素管の長手方向の温度変化が無視されて い る ので 、 圧延電力一定制御を行な う と 、 素管の低温部分―
[0007] OMPI では変形抵抗が大きいの で減肉量が小さ く 、 したがつて 出側外径が所定値ま で拡管で きないこ と にな り 出側外径 は一定にな らない。 そればか り か、 リ ー リ ン グ ミ ル入側 の素管外径は、 プ ラ グ ミ ル の圧延中の ロ ー ル ギ ャ ッ プ設 定値と圧延荷重によって長手方向に変化する の で 、 圧延 中の圧延電力一定制御方式では一層 リ ― リ ン.グ ミ ル出側 素管外径のばらつ きが発生する こ と になる。 後者 (口)の方 法は、 素管の長手方向の温度変化を考慮して 目標電力を 所定のパタ ー ン に変化さ せて制御して いるが、 前者 Wの 場合と 同様に入側素管外径の素管長手方向の外径変化を 無視して、 ただ単に、 リ ー リ ン グ ミ ル出側の素管断面積 一定と なる様な 目 標電力の設定を行なって い る ので 、 リ 一 リ ング ミ ル後の管外径は管長手方向において も 、 また ロ ッ ト 内各素管の平均外径において も ばらつ く こ と にな
[0008] o
[0009] 更に(口)の方式の欠点を付け加える な らぱ、 一般に、 プ ラグ ミ ル に於ては、 プ ラ グ ミ ル入側素管の長手方向温度 分布は後端方向に温度上昇の傾向にあるため、 プ ラ グ ミ ル圧延後の素管形状と して 、 後端方向に管厚が薄 く な る 傾向があ る。 即ち リ ー リ ン グ ミ ル入側素管の断面積パタ ー ンは一般に、 後端方向に断面積が小さ く なる よ う なパ タ ー ンを有して いる のであ る。
[0010] こ の よ うな断面積パタ ー ンを有する入側素管を リ ー ラ 圧延後において 、 その断面積が長手方向に均一にな る よ う に圧延する た め には 、 後端部方向に、 リ ー リ ン グ ミ ル
[0011] ( _ OMPI での減肉量を小さ く して ゆかねばならず、 後端部方向に 外径の小さ く なる様な出側外径を有する素管が出来上り、 最終製品の外径品質に好ま し く ない影響を与える。
[0012] また(ィ)、 (口)の方式では、 圧延電力が制御されて も圧延 中の圧延モータ の速度が変化する場合には圧延 ト ルク が 変化して しま うため に、 所定の外径が得られ.ない欠点が め る o
[0013] したがって本発明は、 リ — リ ン グ ミ ル出側の素管外径 が常に一定になる よ う に、 圧延中の素管長手方向の 目標 減肉量を求め、 圧延モ ー タ の ト ル ク およ び入側素管温度 から実減肉量を算出し、 この実滅肉量が前記目 標減肉量 に一致する よ う に制御する こ と によ り 、 上述の欠点を解 決した リ 一 リ ン グ ミ ルにおける圧下制御方法を提供する こ と を 目 的とする。
[0014] 本発明の他の 目 的は、 上述した リ 一 リ ン グ ミ ル の 圧下 制御方法において 、 定量的にロ ー ル間隔の調整を行ない、 これによつて リ — リ ング ミ ル の出側管外径を長手方向に 均一になし得る圧下制御方法を提供する こ とにあ る。
[0015] 本発明の さ ら に他の 目 的は、 本発明に係る圧下制御方 法を実施する のに使用して有用な リ 一 リ ング ミ ル の 自動 圧下制御装置を提供する こ と にあ る。
[0016] 発明の開示
[0017] 即ち本発明は、 リ ー リ ン グ ミ ル出側の素管外径が常に 一定になる よ う に リ ー リ ング ミ ル入側の素管外径、 平均 肉厚およ び リ 一 リ ン グ ミ ル出側の 目標外径力 ら圧延中の
[0018] Ο ΡΙ 目標減肉量を素管長手方向について求め、 リ ー リ ン グ ミ ル入側の素管温度およ び圧延モータ の圧延 ト ル ク か ら圧 延中の実減肉量を素管長手方向について 算出し 、 こ の実 減肉量が前記目標減肉量に等 し く なる よ う に圧延 ロ ー ル の圧下量を制御する も のである。
[0019] また、 本発明は、 リ — リ ン グ ミ ル入側の素.管平均肉厚、 入側素管外径を算出する 肉厚 · 外径演算装置と 、 前記リ — リ ン グ ミ ル入側の平均肉厚、 入側素管外径およ び リ ー リ ング ミ ル 入側の素管温度、 圧延モータ の電機子の電圧、 電流、 圧延モー タ 回転速度およ び リ ー リ ン グ ミ ル出側の 目標外径を入力 し 目標減肉量およ び圧延中の実減肉量を 算出 して該目標減肉量と実減肉量と の偏差信号を出力す る A 0" C 装置と 、 前記偏差信号によって圧下モ ー タ に圧 下信号を出力する圧下モ ータ 制御装置と を有す る こ と を 特徵とする リ ― リ ン グ ミ ルの 圧下制御装置を提供する も のである。
[0020] こ こ で前記 A G C 装置と は、 いわゆる 自動ロ ー ル間隔 制御装置を意味し.、 圧下モータ を駆動する圧下モータ 制 御装置に目 標減肉量と実減肉量と の偏差信号を出力する 装 であ る。
[0021] こ の圧下制御方法およ び圧下制御装置によれば、 圧延 時のモー タ ト ル ク カゝ らその時々 の素管減肉量を検出する ので、 実減肉量が 目 標減肉量か らずれた場合の圧延ロ ー ル間隔の必要修正量が一義的に決ま り 、 制御が非常に安 定し、 ハ ン チ ン グ現象、 制御遅れ現象が発生しな い。 た本発明の方法では リ 一 リ ング ミ ル入側素管の長手方向 温度変化を考慮して制御を行なっている ので、 リ ー リ ン グ ミ ル出側の管外径が長手方向に均一とな り 、 特に先後 端の外径が 目標値通 り に制御で きる。
[0022] 図面の簡単な説明
[0023] 第 1 図は リ 一 リ ン グ ミ ルにおける本発明の制御系統を 示した図であ り 、 第 2 図は リ 一 リ ング ミ ルの圧延状況を 模型的に示した橫断面図であ り 、 また第 3 図は リ ー リ ン グ ミ ル前工程のブラ グ ミ ルにおける圧延状況を示した横 断面図である。
[0024] 発明を実施するための最良の形態
[0025] 本発明をよ り 詳細に説明するために、 以下添付図面に 従って これを説明する。 . 第 1 図は リ ― リ ン グ ミ ル における本発明の制御系銃を 示した図であ り 、 リ ー リ ング ミ ルを上方カ らみた も ので ある。 また第 2 図は リ 一 リ ン グ ミ ル の圧延状況を横断面 で模型的に示した図である。 これ らの図に示すよ う に、 圧延素管 3 は、 互いに逆方向に軸線が傾斜した一対の太 鼓型圧延ロ ール 6 , 6 と 、 素管内に揷入された圧延ブラ グ 7 と によって、 互いに矢印方向に回転しなカ ら圧延に よって減肉され、 これによつて素管の偏肉およ び前工程 のプラ グ ミ ル で生 じたプ ラ グす り 疵等が消失されてい く。 1 は素管 3 の上下方向の位置を規制する ガイ ド ン ユ ー、 8 は圧延プ ラ グ 7 のプ ラ グバ 一 、 9 は圧延ロ ー ル 6 , 6 の軸部に取付けられて該ロ ー ル の間隔を調整する圧下ス ク リ ユ ー 、 1 0 は圧下ス ク リ ュ一 9 を作動さ せる圧下モ ータ 、 1 2 は圧延 ロ ー ル 6 , 6 を回転駆動する圧延モ ー タであ る。 こ の リ 一 リ ング ミ ル の圧延では減肉量の大半 が外径拡管と して作用するため、 出側外径を制御する に は減肉量を制御する必要がある。
[0026] 発明者らは、 減肉量と拡管量と の関係を実際の リ ー ラ 圧延か ら得た多 のデータ を基に、 解析した結果、 (1)式 によって 目標減肉ム t。 が求め られる こ とを見出 した。
[0027] D Ώ
[0028] = ½一 +
[0029] 2 ( R ) 2 - Λ ( D
[0030] 2 P一 t . ) t P (1)
[0031] At o 目 標減肉量、
[0032] D R リーラ圧延後目標外径(長手方向一定)、
[0033] D P プラグミル圧延後実外径(長手方向パタ一ン)、 t P プラグミル圧延後平均肉厚、
[0034] な の値は各素管寸法、 鋼種毎に決め ら れる数値であ る c
[0035] (1)式によつて、 入側外径 Dp が素管長手方向に変化する場 合であって も 目標出側外径! ½ を得るため に必要な リ ― リ ング ミ ルでの最適な圧下量を決定で き る。
[0036] 以下、 プ ラ グ ミ ル圧延後の素管外径 D p, 平均肉厚 t p の求め方につ いて説明する。
[0037] プ ラ グ ミ ル圧延後素管外径 Dp の求め方 ;
[0038] プ ラ グ ミ ル圧延後の素管の長手方向各点の外径を計算 で求め る には、 第 3 図に示すプ ラ グ ミ ル圧延ロ ー ル の 力 リ パ形状及び上下 口 一 ノレ 2 , 5 の ロ ー ノレ ギャ ッ プ & 、 プ ラグ ミ ル圧延中の圧延荷重 P か ら(2)式に従って求める。 (2)式は第 3 図から容易に導び く こ とが可能であ る。 図中 4 はプ ラ グ ミ ル の圧延プラ グである。
[0039] P
[0040] 2r x (9 1 + 4 r 2 5 2 +2 ( & - G0 +
[0041] M )
[0042] (2)
[0043] 7Γ こ こ で、 。 は、 基準口 一 ル ギャ ッ プ、 Mは、 プ ラ グ ミ ルの ミ ル鋼性、
[0044] ^ は、 力 リ バ一底部半径, r 2 は 、 力,リ バ 一 フ ラ ンジ部半径 ,
[0045] は、 半径 の円弧の見込み角度 ,
[0046] 0 2 は、 半径 r 2 の 円弧の見込み角度,
[0047] 圧延荷重 P と 口 ー ル ギヤ'ッ プ &は素管 1 本毎に変化する ばか り でな く 、 同一素管内の圧延中長手方向にも変化.し 得る ので、 これら の影響によってプラ グ ミ ル圧延後の素 管外径は長手方向に変化する こ と になる。 特に素管先後 端部分のプラ グ ミ ル入側素管の温度低下部分での圧延荷 重は中央部よ り もかな り大き いの で、 先後端付近の外径 と素管中央部分の外径差は無視できないほ どに変化する c ある いはプラ グ ミ ル圧延後の外径を求めるの に、 (2)式 によ らないで、 プラ グ ミ ル出側ないしは リ ー リ ン グ ミ ル 入側素管の外径を直接外径測定装置を用いて長手方向に 連続測定して 、 求めて も 良い。
[0048] 後述するプ ラ グ ミ ル圧延後の素管外径の平均値: Dp は、 こ の よ う に し て求まった長手方向各点の外径の平均処理 によって求める。
[0049] OMPI 。 こ のプ ラ グ ミ ル圧延後の素管外径 Dp は第 1 図の A G C装 置 1 5 に リ 一 リ ング ミ ル入側外径情報と し て入力さ れる 。
[0050] プ ラ グ ミ ル圧延後素管平均肉厚 tp の求め方 ;
[0051] プ ラ グ ミ ル圧延後素管の平均肉厚 tp を求めるには、 加 熱炉装入前の素材ビ レ ツ ト を秤量してその重量を求め、 加熱炉内等でのス ケ ー ル ロ ス量を引 き去つたのち、 プラ グ ミ ル に於ける鋼材重量 Wを求めた のち当該鋼材がブラ グ ミ ルにて最終パ ス圧延後にその素管長さ を実測長し、 既述のプ ラ グ ミ ル後の素管平均外径 P とから(3)式によつ て tP を決定する。
[0052] こ こ で はプラグミ ル圧延素管の鋼材温度に依存する鋼 材密度であ る。
[0053] この平均肉厚 t P はリ ー リ ング ミ ル入側の素管肉厚情報 と して 装置 1 5 に入力 される。
[0054] 以上(1), (2) , (3)式力 ^ ら リ 一 リ ング ミ ルにおいて 出側 目 標外径 DR を得るための、 各素管毎及び各素管長手方向に 減肉すべき最適減肉量 ( 目標減肉量 ) ΐ 0 を決定する こ とが可能と なる。
[0055] ある いは上述 した素管外径の直接測定と 同様に素管肉 厚測定装置に よ っ て直接平均肉厚 tP を求めても よ い。 即 ち、 プラ グ ミ ル出側に公知の熱間肉厚計を設置し、 連続 的にブラ グ ミ ル圧延後の肉厚を測定 してその平均値を求 めこ れを t p と して も よ い。
[0056] OMPI 一方、 リ ー リ ン グ ミ ル における圧延モータ 電力および 入側素管温度か ら、 変形抵抗を考慮して圧延中の実減肉 量 t A を求める。 発明者らは圧延モー タ の圧延 ト ルク と 減肉量の関係式と して、 (4)式を見出した。 圧延モータは 直流モータ 使用の場合を例と して ある。
[0057] T
[0058] (4)
[0059] Kf · · ¾ + 7* )
[0060] ェ a
[0061] T r q. 二 〔 トノレク )
[0062] M
[0063] V a 圧延モータ電機子電圧、
[0064] ■a 圧延モータ電機子 ¾流、
[0065] モータ回転スピー.ド、 変形抵抗、 DR ; リ リングミル目標外径, β , T ;定数、
[0066] 変形抵抗 は素管の圧延時温度 Τ 、 その他鋼材炭素含有 量な どか ら求める。 その求め方は従来多 く の計算式が提 案されている ので、 それ らの中で適当なも のを用いる こ と にする。 素管の圧延温度 τ は リ ー リ ング ミ ル入側素管 温度を温度計 1 3 によって長手方向に直接測定する こ と によって得る。
[0067] 当然の こ となが ら Kf は素管長手方向の温度パタ ー ン によって圧延中に変化する こ と になる。 これら の情報を 第 1 図の A G C 装置 1 5 に入力し、 (4)式に従って、 実電 檨子電流 ェ& 及び電機子電圧 va 、 圧延モー タ の実回転速度 NM 、 圧延中の鋼材温度 T な どか ら 、 圧延中の中空素管の 実減肉量 AtA を求め る こ とがで き る。 こ の よ う にして求 まった実減肉量 と 目標と する減肉量 と の偏差を 求めて、 偏差の大き さ に従って、 圧延 ロ ー ル の圧下位置 調整を行な う。
[0068] ロ ー ル間隔 E は圧下モータ 制御装置 1 1 ( 第 1 図 ) に よって E — 2 ( Δΐ 0 - ΔΐΑ ) にする。 即ち、 t A < t 0 の場合は、 At A を大き く する よ う にロ ー ル間隔を締め、 t A 〉 ^t 0 の場合は tA を小さ く する よ う に ロ ー ル間隔 を開 く 。 - こ の よ う に、 本発明によれば、 定量的に ロ ー ル間隔の 調整方法が明 ら力 ^に.さ れる。 これも従来方法にはなかつ た本方式の特徴の 1 つである。
[0069] 産業上の利用可能性
[0070] 本発明はマ ン ネ ス マ ンプ ラ グ ミ ル製管法によ る継目無 鋼管の製造に用いて有用であるが、 こ の場合従来技術で は、 リ ー リ ン グ ミ ル入側素管の長手方向温度変化を考慮 しないで、 リ ー リ ン グ ミ ル の圧下調整を行なっていたた め出側外径が長手方向に均一化で きなかった。 特に先後 端の外径が 目標値通 り に制御で きなかつたが、 本発明の 方法では可能であ る。
[0071] 従来技術の中には リ 一 ラ圧延後素管肉厚を一定に し ょ う とするがために、 圧延後素管外径が長手方向に変動し て し ま う欠点があつたが、 本発明の方法では長手方向に 均一な外径が得 られる。 従来技術では圧下調整を行な う 際に圧下修正量を定量的に決定できないため、 圧延サイ ズによっては、 制御性が悪く なつて 、 制御にハ ン チ ン グ 現象や、 遅れが発生したが、 本方法では圧延時のモータ ト ル クカゝ らその時々 の素管減肉量を検出する方法を用い て い るた め、 実減肉量が目 標減肉量か らずれた場合の圧 延ロ — ル間隔の必要修正量が一義的に決ま るので 、 制御 が非常に安定し、 ハ ン チ ン グ現象や遅れ現象が発生する こ と は全く ない。
[0072] この よ う に本発明の制御方法およ び制御装置を用いれ ば、 継 目無鋼管の製品において製品外径が常に 目標通り に圧延され、 後工程のサイ ジ ング ミ ノレで の 口 一 ノレ エ ッ ジ 疵な ど も全く 発生せず、 '製品品質に著し く 良い効果が得 られる。
[0073] OMPI
权利要求:
Claims 請求の範囲
1. リ ー リ ン グ ミ ル出側の素管外径が常に一定にな る よ う に圧延中の素管長手方向の 目標減肉量を求め、 圧延モ 一夕 の ト ル ク およ び入側素管温度か ら圧延中の実減肉量 を算出 し、 こ の実減肉量が前記目標減肉量に一致する よ う に圧延口 — ル の圧下量を制御する こ と を特徵と する リ - リ ン グ ミ ル の 圧下制御方法。
2. リ 一 リ ン グ ミ ル出側の素管外径が常に一定にな る よ う に リ ー リ ン グ ミ ル入側の素管外径、 平均肉厚およ び リ — リ ン グ ミ ル出側の 目標外径か ら圧延中の 目標減肉量を 素管長手方向について求め、 リ ー リ ン グ ミ ル入側の素管 温度お よび圧延モータ の'圧延 ト ル ク か ら圧延中の実減肉 量を素管長手方向について算出し、 こ の実減肉量が前記 目標減肉量に等し く な る よ う に圧延ロ ー ル の圧下量を制 御する こ と を特徵とする リ 一 リ ン グ ミ ルの圧下制御方法。
3. 前記目標減肉量は 、 リ ー リ ン グ ミ ル入側の素管外径、 平均肉厚を直接連続測定して求める こ と を特徵と する特 許請求の範囲第 2 項に記載した リ ― リ ン グ ミ ル の圧下制 御方法。
4. プ ラ グ ミ ル圧延後実外径 1½ を
Dp =
π か ら求め、 プラ グ ミ ル圧延後平均肉厚 tP を ΐ ρ =
~2 ~ π · , から求め、 こ の Dp , tp を用いて前記目標減肉量ム t00 = t P
2 + R
) 2 一 a (Dp - tp ) t p
2 から求める こ と を特徵とする特許請求の範囲第 2 項に記 載した リ ー リ ン グ _ミ ルの圧下制御方法。 - ただし DR リ ー リ ングミル圧延後目標外径、
a 各素管寸法、 鋼種毎に決められる数値、
a o 基準口一ルギャップ、
M プラグミ ルの ミ ル I j性、
r 力 リ バー底部半径、 ' r , カ リ バーフ ランジ部半径、
θ. 半径 ri の円弧の見込み角度、
θ 半径 r2 の円弧の見込み角度、
Ρ プラグミル後の素管平均外径、
£ 素管長さ、
¥ 鋼材直直、
Ρ 鋼材密度。
5. 前記圧延中の実減肉量 ΐΑ
Τ
ΐΑ =
¾·0·3½ + r)
か ら求める こ と を特徴とする特許請求の範囲苐 2 項に記 載した リ ― リ ング ミ ル の圧下制御方法。
ただし、 T ; 圧延ト ルク 、
Kf ;変形抵抗、
O PI
0 r ; 定 数。
6. リ ー リ ン グ ミ ル の ロ ー ル間隔の必要修正量を 2 (^t 0 -
ΔΪΑ ) とし、 AtA < t o の場合はム tA を大き く する よ う に前 記ロ ー ル間隔を締め、 〉 の場合は tA を小さ く す る よ う に前記ロ ー ル間隔を開 く こ と を特徴とする特許請 求の範囲第 2 項、 第 4 項、 または第 5 項に記載した リ — リ ン グ ミ ル の圧下制御方法。
7. リ ー リ ン グ ミ ル入側の素管平均肉厚、 入側素管外径 を算出する 肉厚 · 外径演算装置と 、 前記 リ ー リ ン グ ミ ル 入側の平均肉厚、 入側素管外径およ び リ ー リ ン グ ミ ル入 側の素管温度、 圧延モータ の電機子の電圧、 電流、 圧延 モータ 回転速度およ び リ'— リ ン グ ミ ル出側の 目 標外径を 入力 し 目標減肉量およ び圧延中の実減肉量を算出して該 目標減肉量と実減肉量と の偏差信号を出力する Ac 装 置と 、 前記偏差信号によ っ て圧下モ ー タ に圧下信号を出 力する圧下モータ 制御装置と を有する こ と を特徵と する リ ― リ ン グ ミ ル の圧下制御装置。
8. 前記肉厚 · 外径演算装置はプ ラ グ ミ ル における圧延 口 一ル の圧下位置、 プラ グ ミ ル出側の素管長さ およ び圧 延荷重を入力 し リ ー リ ン グ ミ ル入側の素管平均肉厚、 入 側素管外径を算'出する演算装置であ る こ とを特徴とする 特許請求の範囲第 7 項に記載した リ ー リ ング ミ ル の圧下 制御装置。
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公开号 | 公开日
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引用文献:
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法律状态:
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1982-01-21| AL| Designated countries for regional patents|Designated state(s): DE FR GB Kind code of ref document: A1 Designated state(s): DE FR GB |
1982-03-03| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1981901790 Country of ref document: EP |
1982-07-14| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1981901790 Country of ref document: EP |
1987-10-14| WWG| Wipo information: grant in national office|Ref document number: 1981901790 Country of ref document: EP |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
JP80/91294800704||1980-07-04||
JP55091294A|JPS6160721B2|1980-07-04|1980-07-04||DE8181901790T| DE3176480D1|1980-07-04|1981-06-30|Method for controlling the automatic rolling of pipes in a reeling mill|
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